【サンふじ】 の蜜について
c0102608_17180100.jpg「リンゴ 1日 1個 医者入らず」
という言葉があるように
リンゴはとても健康に良いとされています。

例えば東北地方の食事はとても塩分がおおく
全国的にみて高血圧のかたが多いといわれますが
そんな中、津軽地方の住民の方に限っては
高血圧の患者は少ないようです。
それは、この地域の住民の方が
日頃よりリンゴを多く食べているから
といっても大げさではないと思います。


良くマスコミなどで「この食べ物はなになにに良い」と紹介されますが、
健康に良いものを食べる一番のポイントは継続できるかどうかではないでしょうか?
そして継続する一番のポイントは「美味しい」かどうかだと思います。

そこで、前回も紹介した「サンふじ」ですが
11月から12月にかけては一年間でもっともリンゴが美味しい時期といってもよいでしょう。
では、サンふじの美味しさの証である甘い蜜の謎を探っていきましょう。

リンゴの蜜のメカニズム
太陽の光をサンサンと浴びた葉は光合成により光合成産物であるデンプンを糖(ソルビトール)
に変換して葉から果実に運びます。
サンふじが赤く完熟するとある程度リンゴの細胞は糖で一杯(飽和状態)なので、
多少収穫時期を遅らせる事により糖(ソルビトール)は細胞内にはいれず
細胞と細胞の間に蓄積され水浸状になります。
この水浸状になった部分を「蜜」と呼びます。
言い換えれば「蜜入りリンゴ」は樹の上で十分完熟した証拠なのです。

リンゴの蜜は特別甘くない
蜜の色は褐色でいかにも甘そうですが、甘味は蔗糖の半分くらいで特別「蜜」が甘いわけではありません。
しかし蜜が出来るほど完熟している訳ですから、リンゴ自体はとても甘くて美味しいのです。

蜜リンゴは傷みやすい
「サンふじ」の記事の(産地による収穫時期と出荷時期の違い)でも書きました様に
蜜入りリンゴはギリギリまで樹に成らして収穫し、すぐに出荷します。
それは、冷蔵保存できないからです。
リンゴに限らず果物全般、はたまたトマトなどの野菜にしてもひとつの法則があります。
それは
     完熟している → 甘くて美味しい → 傷みやすい
ということです。
と、なると完熟以上に完熟している「蜜入りリンゴ」はとても傷みやすいとなります。
「蜜入りリンゴ」の美味しい食べ方は新鮮なうちに早く食べるということです。

最後まで読んでいただき有り難うございました。
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# by ky0317yk | 2006-11-29 17:24
【かわいいボンボン】 入荷しました。
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スイカといえば夏の風物詩の代表格ですが
最近はデパートや高級スーパーなどで
冬でもスイカを見かけるようになりました。

冬は「こたつでみかん」が定番で、それが
正しい日本のお茶の間の風景の様な感じがしますよね。

だけどもアールスメロンが一年中あるように
スイカも一年中供給する事は可能なんです。

メロンが年中あることに特別疑問を持たないのと同じように
スイカが一年中あることに違和感を持たないようになるのは
そう時間が掛からないかもしれません。


今回入荷したスイカは、熊本県JA鹿本(かもと)の
「かわいいボンボン」というブランド名で出荷されている立体栽培のスイカです。

立体栽培とは
スイカは通常「平地栽培」という土壌の上にゴロゴロとならすのが定番ですが
「立体栽培」とは土壌に均等区間で専用の棒をさし、その棒にスイカのツルを巻き付けて
スイカを宙づりにする栽培方法です。
宙づりにする場合は棒の上に線を張り、そこからネットをぶら下げてスイカを吊します。
沖縄や宮崎のマンゴーの栽培を想像して貰えれば良いかと・・
この様にスイカを宙づりにする事により、まんべんなくスイカに太陽の光が当たるわけです。
(土壌にも専用の反射シートを張り、下からも太陽光線はスイカを照らします。)

スイカもメロンも立体栽培では一本のツルに実は一個
静岡のマスクメロンは一本のツルから一個のメロンしか成らさないという話を聞いたことがありますか?
この話を聞くとマスクメロンはとても希少価値が高そうな気がしますが
じつのところマスクメロンに限らず立体栽培のメロンはすべてツル一本に実は一個しかつけません。
もちろん実は複数なりますが、見た目の良い実一個だけを残してあとは摘果(てっか)します。
そうする事により糖度が実ひとつに集中するわけです。
この事は今回入荷したボンボンすいかにも同じ事がいえます。
ちなみに通常のスイカやアンデスメロン等の平地栽培の場合は一本のツルから2~5個程ならします。

寒暖の差
昼は暖かく夜は寒くなる盆地や高冷地特有の気温の変化は果物の糖度を上げるのに重要な要素です。
それは果物に限らず糖度を重視するトマトなどの野菜にも関係してきます。
昼間、光合成により葉から十分な栄養素(デンプン質)を吸収した果実は
そのデンプン質を夜の間に糖分に変えようとします。
これは自分の体を夜の冷え込みから守る為に行う自然の原理です。
しかし、夜温が下がらないと果物はこのような働きをしようとはしません。
しようとしないというよりも、する必要がないのでしょう。
したがって、寒暖の差があればあるほど糖度は増すわけです。
真夏の果実ともいえるスイカにしても熱帯夜の続く平地では美味しいスイカはできません。
昼は太陽の光をサンサンと浴び、夜はひんやりと冷え込む高冷地の方が美味しいスイカはできます。
しかし、今回のボンボンすいかに限っては比較的、平地よりで栽培されています。
11月は雨も少なく日照時間も適度にあり、尚かつ夜は冷え込む為スイカの栽培には適しているようです。
面白い話で九州産のアールスメロンは真夏よりも11月~12月ごろが一番美味しいと言われています。

最後まで読んで頂き有り難うございました。
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# by ky0317yk | 2006-11-24 13:33
【王林】 入荷しました。
c0102608_17424250.jpg10月に「あるある大辞典」という番組で
「果物はダイエットに最適!」というテーマで
放映があったのをご存知ですか?
果物の中でも特に「りんごとみかん」が
最も効果的で
その中でも「青りんごと青いみかん」が
最適というお話でした。

皆さんは見られましたか?
私は偶然テレビを見ていまして
「あ~またタイミングの悪い時期に
 放映されたな~」と思いました。



そのころの福岡のみかん市場は極早生みかんから早生みかんに変わった時期で
市場の中に青いみかんがほとんど存在せず、
もしあったとしても美味しい早生みかんが豊富にある時に在庫の極早生みかんを
仕入れようとはとても思いませんでした。

それは、青リンゴでも同じことです。

早晩性について(早生、中性、晩生)
一般的にりんごが出荷される時期は9月頃からで、一番最初にお目見えする品種が「サン津軽」です。
この「サン津軽」を筆頭にこの時期のりんごを「早生品種」といいます。
そして、9月下旬から10月始めにかけて「千秋」「ジョナゴールド」「秋映」「シナノゴールド」
「シナノスイート」など短い期間に出荷されるりんごを「中性品種」といい
今回入荷した「王林」や「サンふじ」また「むつ」等を「晩生品種」といいます。

晩生品種は冷蔵保存向き
では、この早晩性にどのような特徴があるのかといいますと
「サンふじ」の記事でも書きました通り冷蔵保存は通年、りんごを食べるには重要な技術ですが
この冷蔵保存をする上でも「向き、不向き」の品種があります。
今回入荷した「王林」や「サンふじ」は晩生品種の代表格の品種で冷蔵保存に最も適している品種です
皆さんもこの2つのリンゴは比較的長い期間お見かけするのではないでしょうか。
逆にいうと「サン津軽」や「千秋」等の早中性品種は冷蔵に向かないため長い期間での販売は出来ません。 では同じ中性の「ジョナゴールド」の場合は・・・

過去に類をみない高値
話は最初に戻りますが、丁度「あるある大辞典」が放映された時期は9月の下旬でした。
この時期の青りんごの流通状況はといいますと、早生品種の「きおう」の販売は終了しており
中性品種の「シナノゴールド」はピークが終わり残量はほんのわずか・・・
晩生の「王林」はといいますと、まだ長野の出荷が始まっておらず、
福島産などが多少あってもまだまだ青臭い
未成熟の「王林」がちらほらあるぐらいの状況でした。
そんな中、テレビ放映の影響で想像以上に消費をあおり
残量少ない「シナノスイート」や出始めの「王林」の相場は通常の2倍以上と
とても店頭で売れる価格ではなかったのが現状です。
今ではすっかり落ち着いて通常相場に戻りましたが、
「まあ~たまにはこのようなイレギュラーも面白いかな」と思う今日この頃です。

王林の食べごろ
王林はごらんの通り「青いリンゴ」ですが、真っ青の王林よりも多少は全体に赤み掛かって
あま~い王林独特の香りがするくらいの方が美味しいです。
丁度今の時期の「長野産」がとても美味しいと思います。
王林独特の甘くて爽やかな風味と比較的柔らかな食味は特に年配の方に喜ばれるようです。
ダイエット効果にも役立つ美味しい王林を堪能してください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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# by ky0317yk | 2006-11-21 17:52
【ハニーみかん】 入荷しました。
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糖度14度!
 はたまた 
  15度以上!

なんていう 
甘くて コクのある
美味しいみかんを
最近
食べられましたか?

今回入荷した
「ハニーみかん」が
まさにその名の通り
ハニー(はちみつ)な
甘さの抜群に
美味しいみかんです。

ハニーみかんとは
基本的には「山川みかん」の中のブランドのひとつです。
通常の山川みかんを「レギュラー品」と位置づけ
生産者と栽培方法を厳選し、なおかつ糖度を13度以上に設定して選び抜かれたみかんが
今回の「ハニーみかん」です。
だから とっても美味しいんです。
山川みかんには、「ハニーみかん」以外にも「マイルド130」や「博多マイルド」など特別ブランドが
多数あります。
それはまた後ほど・・・

個人的な意見なんですが、僕が思うに福岡市場(しじょう)に流通しているみかんの中では「ハニーみかん」が一番美味しいんではないかと思います。
というよりも「ハニーみかん」は福岡市場でしか流通していません。

相対とセリ売り
市場(いちば)で良く目にする光景に「セリ売り」がありますよね。
農協や産地から送られてきた青果物を「セリ」にて値段を決める手法ですが
じつのところ市場(いちば)に入荷する青果物のほとんどはセリ売りする前にすでに売り先が決まっていてセリ売りにより決定した落ち値(価格)を基準に前もって渡した売り先の価格を決定させます。これを相対売りといいます。
それでも福岡市場ではまだ「セリ売り」における比重は東京などと比べてまだ高いようです
東京では机の上ですべての相場が決まるとか・・・

青果物の物流の現状
現在の市場における青果物の流れはこの「相対」が大きなシェアを占めています。
それは消費者の買い物動向が商店街の八百屋さんからスーパーなどの大型量販店に移行してきたからです。
一度に大量購入する大型量販店にとって「セリ売り」は非効率なんでしょう。
品目によって「セリ売り」と「相対」の比率は異なりますが、福岡県産のみかんだけを見てみますと
なんと90%以上は「相対売り」だという報告を受けました
それは、その日に10.000ケースのみかんが市場に入荷したとしてその中の80ケースくらいしか
セリ売りしない計算になります。

「ハニーみかん」は100%セリ売り
そんな中、「ハニーみかん」に関していえばなんと100%セリ売りにて販売しております。
その理由は

理由1・・・品質を厳選しているため数が少ない
理由2・・・出荷数以上に需要が高い為「相対」で平等に分けれない
補足 ・・・そのために通常のレギュラー品に比べて2倍以上の値がつく

以前にも書きましたが今年は異常にみかんの数が少なく11月前半にも関わらず去年の2倍以上の相場価格で動いております
それは「ハニーみかん」にもいえることで、先日のセリ売りで1キロ600円というとんでもない値がついておりました。

もし「ハニーみかん」を手に入れる機会がありましたら是非美味しいみかんを堪能してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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# by ky0317yk | 2006-11-11 18:26
【富有柿】 入荷しました。
c0102608_16575498.jpg今年もいよいよ11月に入り
朝、夕は随分と肌寒くなってきた
今日この頃
いかがお過ごしでしょうか?

スーパーや八百屋さんの店頭での果物の顔ぶれも秋らしくなってきました。
そんな中
今回は福岡を代表する秋の味覚「富有柿」が入荷しました。





甘柿の種類
今回入荷した柿は甘柿の代表格「富有柿」ですが甘柿にも複数の品種があります
「西村早生」・・・・・・・ 一番最初に出荷が始まり、ごまが入る事により渋が抜けた事を表す柿です
「伊豆柿」・・・・・・・・・ 比較的柿色の紅が濃いですが柔らかくなるのも早い柿です
「松本」・・・・・・・・・・・ 数年前から福岡農協で出荷するいわゆる「農協物」に関しては「早生富有柿」という
            名称に統一して出荷しています。
「富有柿」・・・・・・・・ 今回入荷した柿がこれです
「冷蔵富有柿」・・・ 富有柿を袋に入れ冷蔵庫に保管して年明けに出荷する柿です

福岡は「富有柿」の生産高全国第一位!
富有柿は岐阜県が発祥で、甘柿(完全甘柿)全体の60%を占めているといわれます。
北は新潟から南は南九州まで広く生産されていますが、その中でも福岡の「富有柿」は東京や各地域から高い評価を受けているようです。
柿を生産するうえで福岡の風土や土壌は最適なのでしょう。
ところで柿(生柿)にも「渋柿」と「甘柿」の2種類あるのはご存じですよね。

渋柿と甘柿の違い
簡単にいえば 甘柿はそのまま食べても甘くて美味しい柿の事、渋柿は干し柿にしたり、アルコール加工したりと何かしら手を加えないと渋が強くて食べられない柿の事です。
その中でも細かく分けると「完全甘柿」「不完全甘柿」「完全渋柿」「不完全渋柿」と分かれます
詳しい内容は次回ということで・・・ 
で、今回の「ワンポイントうんちく」は

基本的に柿はすべて「渋柿」である
というお話です。
例えば全国の甘柿出荷高第一位は和歌山県ですが、和歌山の代表的な柿「たねなし柿」は「不完全渋柿」をアルコールを使い樹上脱渋した物です。従ってなにも加工しなければ渋くて食べられません
また、富有柿のような「甘柿」も、もともとの原木は普通の渋柿でした。それが偶発的に甘柿の枝がなり、
また複数回の品種改良を重ねて今の「完全甘柿」となったのです。
逆にいえば「完全甘柿」でも一切の手入れもせず放置していれば「渋柿に変身した」なんて声も聞いたことがあります。
柿もまた農耕民族 日本人の傑作なのではないでしょうか。

さて、今年の柿全体の作況は「裏作」ということもあり「みかん」と同様かなり少ないようです。
福岡の人からすると庶民的な果物のひとつである富有柿ですが、全国的にみれば高級果実の部類に入ります。
ご購入の機会があれば、是非旬の美味しい富有柿を堪能してください。

最後まで読んで頂き有り難うございました。
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# by ky0317yk | 2006-11-11 16:42
【サンふじ】 入荷しました。
c0102608_20425954.jpg 「シャリッ」とした歯ざわりで
甘い蜜がたっぷり入った 
長野産の美味しい「サンふじ」が入荷しました。
サンふじが出始めの頃は果肉の蜜を見て
「このりんご 傷んでる!!」なんて声もありましたが
今ではすっかり定着したようです。
サンふじの蜜はもちろん人工的に注入したわけではありません
で、今回のテーマは「りんごは今が一番美味しい!!」という重要な朗報をお話しましょう。

りんごの産地
サンふじは11月~12月が旬で一番美味しいりんごですが
6月ぐらいまではスーパーや果物店の店頭に並んでいます。
それは、数年前と比べて冷蔵技術が発達したからに他なりません。
また、その他いろいろと面白い仕掛けがあるわけです。
それでは、まずりんごの産地を大きく分けますと「長野」「岩手」「青森」に分かれます
(まあ、おお~きく分けてですが・・)

産地による収穫時期と出荷時期の違い
そのなかでも「長野産」と「青森産」では収穫時期と出荷時期に大きな違いがあります。
長野の場合10月~11月に収穫して12月でほとんど全国に出荷してしまいます
一方、青森の場合は9月ごろから収穫しだして、10月にはほとんど収穫を終わらせてしまうのです。
これを「早ちぎり」といいます。
りんごは「早ちぎり」することで十分な糖分を完全に実の中に吸収しきれていません。
しかし、糖分がのっていないという事は逆にいえば「痛みづらい」という事になります。
すなわち、青森産のりんごは年を越してからの貯蔵用が主だということです。
極端にいえば、青森で11月に収穫したりんごは12月に出荷し
10月に収穫したりんごは1月~3月に出荷し
9月に収穫したりんごは4月~7月に出荷するみたいな感じで
月を追うごとに「早ちぎり」のりんごが市場に出回るわけです。
以上の事から真夏のりんごがあまり美味しくないのも納得できます。
しかし、これもひとつの生産者の知恵です。
新鮮なりんごが年中食べられる恩恵に感謝しましょう。

長野のサンふじが美味しい理由
さて、いよいよ本題に入りますが、今の話をまとめますと長野産のサンふじは出荷するギリギリまで収穫を待っている事になります。
となると 「そうです もうお分かりですね。」
長野産のサンふじは青森産と比べて十分な栄養素と糖分を木や葉から受けているわけです。
だから長野産のサンふじが出回るこの時期のりんごには
甘い蜜がたっぷり入っているわけです。
逆にいうと今の時期に収穫した長野のサンふじは、年を越すと間違いなく果肉の中から傷みだします。
実のところ1月以降に出回っている長野産のサンふじは多少「早ちぎり」したりんごなんです。
いってみれば青森の短縮版みたいなものでしょうか。

「りんご 1日1個で医者いらず」なんて昔のひとはいいましたが、そのくらいりんごには
豊富な栄養素が含まれています。
りんごが大好きな方はもちろん。ちょっと苦手な方も今はサンふじに限らずどんなリンゴでも美味しいです
ぜひ「旬」のりんごを堪能してください

最後まで読んで頂き有り難うございました。
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# by ky0317yk | 2006-11-06 18:35
【山川みかん】 入荷しました。
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福岡県産のみかんの代表といえば、やはり「山川みかん」でしょうか。
有明海の海風を程よく受け濃厚な甘みと程よい酸味のバランスがとても良い
美味しいみかんです。

今回、入荷した「山川みかん」は早生品種となります。
一言に「みかん」といいましても、産地、ブランドにより時期ごとに複数の品種が
入れ替わっていきます。

ではここで、「山川みかん」の品種の流れを少し・・・

①極早生系
9月上旬から出荷が始まる品種で、果皮の青みが多く酸味の強い品種です
品種名は「日南一号」から始まり10月上旬から10月下旬は 「上野早生」に切り替わります。
②早生系
10月下旬から11月上旬に出荷が始まる品種で、今回入荷した「山川みかん」も
この早生系品種にあたります。
甘みは極早生より強く、果皮もみかんらしい美味しそうな黄色で出荷されます。
「原口早生」 「宮川早生」などがここにあたります。
③普通温州
品種名は「青島」といい
俗にいう晩生(おくて)といわれるみかんです。
12月下旬から年明けに出荷されます。逆に年明けの「早生品種」は傷みが早いので
正月用で購入されるには「青島」と表記しているみかんをお勧めします。
個人的な意見では「青島」は大玉の方が美味しいと思います。
(基本的にみかんは小玉の方が味が濃いくて美味しいのですが)

一般的に一番みかんを食べる時期は11月から12月、1月 ではないでしょうか?
やはり、この時期のみかんが一番美味しいですからね。

「今年はあまり美味しいみかんを食べてない」という方
それもそのはず、今までのみかんは「極早生系」の品種で正直、みかん本来の甘みは若干薄めで、お世辞にも美味しいみかんとは言えませんでした。
それは「山川みかん」でも例外ではありません。

しかし 今日より入荷した「早生系品種」
俗にいう「早生みかん」は、さすが!といった感じの「うまいみかん」になっております。

「山川みかん」独特の果肉の袋が薄く甘みの強い濃厚な味わいは、食べやすく 後引くうまさです。良く「1日3個みかんを食べるとガン予防に効果的」なんていわれますが、今回の「山川みかん」であればこのノルマは簡単に達成しそうです。

しかしながら、今年の福岡県産のみかんの作柄は「超不作」という報告を受けました。
今年は基本的に「裏作」の年であるにもかかわらず、台風の被害が予想以上にひどく、おまけに雨不足と トリプルパンチを受けたみたいで、昨年比の50%強という深刻な状況のようです

今年は12月から年末、年始と全体的にみかんの価格が、かなり高騰しそうです。
美味しいみかんなのに「高値の花」にならなければよいのですが・・・

最後まで読んでいただき有り難うございます。
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# by ky0317yk | 2006-10-30 22:07