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【かわいいボンボン】 入荷しました。
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スイカといえば夏の風物詩の代表格ですが
最近はデパートや高級スーパーなどで
冬でもスイカを見かけるようになりました。

冬は「こたつでみかん」が定番で、それが
正しい日本のお茶の間の風景の様な感じがしますよね。

だけどもアールスメロンが一年中あるように
スイカも一年中供給する事は可能なんです。

メロンが年中あることに特別疑問を持たないのと同じように
スイカが一年中あることに違和感を持たないようになるのは
そう時間が掛からないかもしれません。


今回入荷したスイカは、熊本県JA鹿本(かもと)の
「かわいいボンボン」というブランド名で出荷されている立体栽培のスイカです。

立体栽培とは
スイカは通常「平地栽培」という土壌の上にゴロゴロとならすのが定番ですが
「立体栽培」とは土壌に均等区間で専用の棒をさし、その棒にスイカのツルを巻き付けて
スイカを宙づりにする栽培方法です。
宙づりにする場合は棒の上に線を張り、そこからネットをぶら下げてスイカを吊します。
沖縄や宮崎のマンゴーの栽培を想像して貰えれば良いかと・・
この様にスイカを宙づりにする事により、まんべんなくスイカに太陽の光が当たるわけです。
(土壌にも専用の反射シートを張り、下からも太陽光線はスイカを照らします。)

スイカもメロンも立体栽培では一本のツルに実は一個
静岡のマスクメロンは一本のツルから一個のメロンしか成らさないという話を聞いたことがありますか?
この話を聞くとマスクメロンはとても希少価値が高そうな気がしますが
じつのところマスクメロンに限らず立体栽培のメロンはすべてツル一本に実は一個しかつけません。
もちろん実は複数なりますが、見た目の良い実一個だけを残してあとは摘果(てっか)します。
そうする事により糖度が実ひとつに集中するわけです。
この事は今回入荷したボンボンすいかにも同じ事がいえます。
ちなみに通常のスイカやアンデスメロン等の平地栽培の場合は一本のツルから2~5個程ならします。

寒暖の差
昼は暖かく夜は寒くなる盆地や高冷地特有の気温の変化は果物の糖度を上げるのに重要な要素です。
それは果物に限らず糖度を重視するトマトなどの野菜にも関係してきます。
昼間、光合成により葉から十分な栄養素(デンプン質)を吸収した果実は
そのデンプン質を夜の間に糖分に変えようとします。
これは自分の体を夜の冷え込みから守る為に行う自然の原理です。
しかし、夜温が下がらないと果物はこのような働きをしようとはしません。
しようとしないというよりも、する必要がないのでしょう。
したがって、寒暖の差があればあるほど糖度は増すわけです。
真夏の果実ともいえるスイカにしても熱帯夜の続く平地では美味しいスイカはできません。
昼は太陽の光をサンサンと浴び、夜はひんやりと冷え込む高冷地の方が美味しいスイカはできます。
しかし、今回のボンボンすいかに限っては比較的、平地よりで栽培されています。
11月は雨も少なく日照時間も適度にあり、尚かつ夜は冷え込む為スイカの栽培には適しているようです。
面白い話で九州産のアールスメロンは真夏よりも11月~12月ごろが一番美味しいと言われています。

最後まで読んで頂き有り難うございました。
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by ky0317yk | 2006-11-24 13:33