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【さがほのか】 入荷しました。
c0102608_1124949.jpg「さがほのか」と聞くと
佐賀県産の
「ほのかイチゴ」という
印象がありますが 
実は「さがほのか」という名の
イチゴの品種なんですよ。


「さがほのか」は
平成13年に
「大錦」と「とよのか」の
交配種として生まれ
「さがほのか」
という名称で
品種登録されました。




「さがほのか」というのは一つのブランド名ですので
佐賀産の「さがほのか」はもちろんの事
熊本産の「さがほのか」 長崎産の「さがほのか」となるわけですね。
別に例えると宮城産の「秋田小町」みたいな感じでしょうか?

さがほのかの生産と物流

「さがほのか」は佐賀県でのイチゴ生産量の70%程を占める、主力の品種のようですが
地理的に隣同士の福岡ではあまり見かけないと思いませんか?
それは、福岡県自体のイチゴ生産が盛んな為、あえて福岡には力を入れて出荷していない様です。
どちらかというと、「広島」「大阪」辺りを主力に販売戦略をとっているようですね。

さがほのかの特徴
「ほのか」というだけあって
ほのかな酸味、ほのかな甘み、ほのかな香りと全体的にバランスの良いイチゴです。
また、「さがほのか」には番花に大きな特徴があります。

さがほのかの番花の特徴
「さがほのか」は「あまおう」や「とよのか」と比べて、花が咲いて受粉し、実になって収穫するまでの
番花の日数がとても短い事が特徴です。
それは「さがほのか」の持つ「酸」にポイントがあります。
「酸」というのは実がなって熟す過程でだんだんと弱まって行き、変わりに「甘み」が強くなっていきます。

さがほのかは比較的「酸」が少ない品種
「あまおう」は適度に「酸」が強い為、ある程度長い時間を掛けて酸を弱める必要があり、その為
番花の日数が長くなりますが、「さがほのか」は基本的に酸が少ない為あまり日数を掛けずに収穫できます。
以上の事からいえる事は、今の時期(1番花~2番花)の「さがほのか」は気候が寒い為、
本来の番花の日数より長く掛かることにより「酸」が抜ける以上に「甘み」も抜けてしまいます。

さがほのかは4月ぐらいが美味しい
結論からいいますと、春の「ぽかぽか陽気」くらいの時期が、「さがほのか」本来の特性からして
一番美味しいようです。
番花でいいますと、今が丁度2番花の走りぐらいですので
4番花くらいが一番美味しいのではないでしょうか。(イチゴシーズンの気候にもよりますが)

賞味の理想は3月までは「あまおう」「とよのか」 4月からは「さがほのか」といった感じです。

最後まで読んで頂き有り難うごさいます。
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by ky0317yk | 2007-01-22 10:56
【幸の香いちご】 入荷しました。
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今回は福岡県糸島産の「幸の香いちご」(さちのか)が入荷しました。
福岡のイチゴといえば今は「あまおう」がとても有名ですが、「幸の香」も糸島など
多くの福岡県の地域で栽培されています。
九州全般では、長崎県が「幸の香」に力を入れているようで、なかなか安定した品質で入荷しております。

今回、入荷した「幸の香」を食べましたところ 正直 「ビックリ」の美味しさでした。
果肉が硬く、食感(歯触り)は「がじぃっ」という硬い感じでしたので
一瞬「あっ 酸っぱいかな?」と思いましたが
実際 口の中で「もぐもぐ」してみると 甘さが口一杯に広がりました。
今のところ、今年食べたイチゴの中では、今回の糸島産の「幸の香」が一番の美味しさです。


幸の香(さちのか)の交配親
平成8年に「とよのか」と「アイベリー」を交配親として、福岡県久留米市の農業試験場で
生まれ、「幸の香」というブランド名で品種登録されました。

幸の香(さちのか)の特徴
「幸の香」は「あまおう」や「とよのか」と比べてやや小ぶりですが 糖度が安定しており
交配親が「アイベリー」という事もあり、果肉の赤色がとても鮮やかです。
また、果皮が「とよのか」と比べて硬い為、日持ちが良いイチゴといえます。

幸の香(さちのか)の鮮度劣化
イチゴは、鮮度が落ちると「とよのか」の様に「ながれる」「とける」という印象があると思いますが
「幸の香」に関しては「ながれる」よりも果皮の赤色が黒ずんでくるのが特徴です。
これは「アイベリー」を交配親にもつ事が影響されているようですね。
従いまして、「あまおう」も間接的に「アイベリー」を交配親に持つため、「ながれる」「とける」
よりも「変色」するが鮮度劣化の特徴になります。

イチゴは果物の中でも足が速い(鮮度劣化が早い)果物です
どうぞ、ご購入の際は良く吟味してお早めにお召し上がりください。

最後まで読んで頂き有り難うございます。
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by ky0317yk | 2007-01-17 20:38
【あまおう】 って酸っぱい?
c0102608_1045321.jpgイチゴは苗を植えると
次から次に実をならせる果物です。
このことから母がどんどん子を増やす
事にちなんで
「草」に「母」と書いて
「苺」という漢字が生まれました。

基本的にイチゴは春の果物ですが
クリスマスに最も需要が増えるので
ビニールハウスで春を人工的に作り
苗とミツバチを春と勘違いさせ
10月後半には収穫できるように
工夫しています。

イチゴの番花について
「あまおう」は一つの苗から20ほどの花を咲かせますが(品種により異なる)
7~8だけ残しあとの花は摘果します。こうすることにより花から実になる段階でひとつ、ひとつの実が
大きく、美味しいイチゴになるわけです。
しかし、イチゴの苗は1回だけ実をつけて終わりではありません。
一回目の収穫が終わると次の花が咲き始めます。これを「番花」といいます。 
一回目の番花を「1番花」 2回目を「2番花」といい「あまおう」はだいたい「4番花」くらいまで
収穫します。(農家個人やその年によって違う)

番花の期間
今の時期であれば花が咲いてイチゴが赤くなるまで50日から60日くらいは掛かりますが
寒くなるとこの期間も延び、逆に3月、4月の春先になると短くなります。

12月の下旬までは「1番花」

「1番花」は基本的にあまり実をならさないといわれます。
理由は「1番花」の時から苗自体を頑張らさせると、結果的に苗が疲れてしまい後半の収穫に
影響する可能性があるからです。
12月のイチゴは大玉が多く、春先になると小玉が増えるのはその為です。

「あまおう」は「2番花」が一番美味しい!
これには、気候が関係してきます。
「2番花」の時期はだいたい1月から2月にかけてですが、この時期は一年の中で一番寒い時期です。
しかし外気温が寒くても日中のビニールハウスの中はヒーターで暖かくしているので
ここで「寒暖の差」が生まれます。 気候が寒いと番花の期間も延びますが、長い時間をかけて段階的に
完熟していくので「食感」の良い風味豊かなイチゴができあがります。
これは樹の年輪に例えると分かりやすいのではないでしょうか?
樹は毎年、毎年 樹齢を刻む事に大きく丈夫な樹の幹を育てあげます。
それは、イチゴも同じ事で短い期間に完熟するよりも
じっくりと寒暖の差を体験して育つ方がよりきめの細かい
美味しいイチゴが出来上がるのです。

1番花の「あまおう」は酸っぱい?
正直「あまおうなのに酸っぱいね。」という声は良く聞きます。
特に11月から12月にかけてのこの時期はとても多いです。
この事については「みかん」を考えて頂いたら良いと思います。
みかんは9月頃に「極早生みかん」という真っ青なみかんから始まりますが、お世辞にも甘いみかんとは
言えません。 しかし10月には「早生みかん」に変わり
甘みと酸味が程よく美味しいみかんが出始めます。
そして 年を越すと「晩生みかん」に変わり酸味の少ないみかんが出始めます。
以上の事からみかんをイチゴに置き換えますと「1番花」のイチゴはやはり酸味が強いわけです。
しかしこれが「2番花」になると甘みと酸味が程よくマッチした「食味」の良い「あまおう」に仕上がります。

「あまおう」は赤くなりやすい

「あまおう」は親の系列に「幸の香」が入っている為、比較的赤くなりやすい品種といえます。
しかし完着しやすいという事は、逆に完熟する前に赤くなりやすいという事にもなります。
ちなみに「とよのか」は「あまおう」とは逆で赤くなりづらい品種です。
だから「とよのか」を綺麗に赤く完着させるには高い技術が必要ですし、赤く完着した「とよのか」は
甘くて美味しいのです。

「あまおう」の歴史はまだ4年
「あまおう」が世に出てまだ4年しか経っていません。
ということは生産者の方々もつい最近まで「とよのか」等の違う品種を作っていたので
どちらかというと「あまおう」の生産はまだ「手探り」の状態といってもよいでしょう。
しかし、年々生産者の方々も「あまおう」の特徴を把握し、生産技術は上がっているとの事です。
 
イチゴの流通
近年は物流技術(冷蔵技術)が発達しイチゴの様な傷みやすい果物でも
全国各地へ配送できるようになりました。
よって福岡産の「あまおう」も全国各地で購入できます。
現に福岡産「あまおう」の生産量の90%程は東京や大阪など福岡県以外の地域に出荷されています。
従って、「あまおう」の収穫は流通過程での追熟を計算して完着の70%程の段階で収穫しているのが現状です。

最後まで読んで頂き有り難うございました。
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by ky0317yk | 2006-12-15 10:48
【博多あまおう】 入荷しました。
c0102608_18375432.jpg「あまおう」と聞くと、どうしても
「甘王」=「甘さの王様」
といった印象がありますが 実は

かい
るい
おきい
まい

の頭文字をとって付けられたのが
「あまおう」の名前の由来です。
(一般公募により決められました)

あかくてツヤがあって
とても美味しそうなので
思わず「ガブッと」食べたくなりますが
まんまるおおきな「あまおう」は
とても一口では頬張れそうにありません。
「そこを大きくひとかじり!」
口に広がるジューシーな果汁
甘みと酸味が程よいバランスで
思わず 「うまい!!」
と大満足!

福岡県民として「あまおう」のキャッチコピーを考えてみました。

「博多とよのか」から「博多あまおう」へ
福岡の代表的なイチゴといえば以前は「博多とよのか」が有名でしたが
4~5年ほど前より福岡県農協で生産 出荷するイチゴは段階的に「博多あまおう」に移行してきました。
今年の出荷状況は福岡県農協イチゴのほぼ98%を「あまおう」で生産 出荷しているようです。
わずか4,5年での劇的な変化を見ると「大きくて美味しい よりよいイチゴ」を嗜好する消費者に対しての
生産者側の努力を感じます。

全国のイチゴの品種
10年ほど前は、東の「女峰」 西の「とよのか」と2強時代が長年続いていましたが
昨今は状況が一変し、全国第一位の生産、出荷を誇る栃木県が「女峰」に変わり「とちおとめ」を出荷しだし
「とよのか」一辺倒であった九州各地の生産地も「幸の香」 「さがほのか」そして今回の「あまおう」と
多種多様の品種を市場に出荷しだしてきました。
今後も新しい品種が開発される傾向は続きそうです。

福岡県産のイチゴは全国第2位
福岡県農協で出荷される(農協に加盟していない個人農家は除く)イチゴの売上額ベースは1位の栃木県に続き、福岡県は全国第2位の売上高を誇ります。

目指せ「あまおう」で全国第1位!
福岡県は「女峰」「とよのか」の2強時代の時に1.2回 全国1位の座に輝いた事がありますが
栃木の「とちおとめ」がシェアを高めて以来、かなり差が開いた様です。
福岡県としてみれば「打倒栃木」 「打倒とちおとめ」 「目指せ 全国1位」の勢いで
県内一丸となって「あまおう」の拡販に全力をあげています。
それが、「とよのか」から「あまおう」への移行のスピードが上がった1つの原因でもあるようです。
「博多あまおう」の拡販は福岡県のプライドをかけて取り組んでいるのは間違いありません。

クリスマス前でイチゴ全般の価格はまだまだ「高嶺の花」の様ですが、是非ご購入の際は、福岡県自慢の
「博多あまおう」を堪能して下さい。

最後まで読んで頂き有り難うございました。
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by ky0317yk | 2006-12-13 18:40
【キラキラ キウイ】 入荷しました。
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英語で書けばkiwi fruitですが
キウイフルーツ
キウィフルーツ
キーウィフルーツ
キーウィーフルーツ
と日本語の書き方は様々です。
(とりあえずキウイフルーツで統一)

今回はJAふくおか八女のキウイフルーツ
「キラキラ キウイ」(品種名:ヘイワード)が
入荷しました。

一言に「キラキラ キウイ」といいましても
実はキウイ自体が持つ糖度により、3つのブランドに分けられます。

「完熟っ娘」 「甘香」 「レギュラー」
「キラキラ キウイ」は福岡県八女市立花町にある選果場でキウイをひとつひとつ光センサーで
糖度を計り、その計った糖度の高さで3つのブランドに選別されます。
 
「完熟っ娘」(うれっこ)・・・糖度が15度以上のキウイ
                  キラキラ キウイの中ではランクが一番高い規格。
                  通年は全体量の6~7割りくらいが完熟っ娘のランクで
                  出荷できるらしいが、今年は9月の台風に影響され落葉が多く
                  今年は全体量の3割ほどの見通し。  (箱の色は黄色)

「甘香」 (あまか)・・・・・・ 糖度が13度以上のキウイ
                  通年は3割程度しかないが、今回は「完熟っ娘」が少ない分
                  6割から7割程度を「甘香」として出荷する見通し。 (箱の色は白色)

「レギュラー」 ・・・・・・・・・ 糖度が13度以下のキウイ
                  13度以下といっても極端に低い糖度のキウイは、あまり存在しない。 
                  割合は1割弱。 (箱の色は茶色)

     ※今回入荷した「キラキラ キウイ」は糖度15度以上の「完熟っ娘」です。

光センサーとは
一般的に八百屋さんやスーパー等の糖度表示は、糖度計に果汁を搾って糖度を測っていますが、
選果場では光センサーという機械を使い、光の屈折の角度で糖度を分析します。
しかし、キウイフルーツの場合は追熟後に糖度が上がる為、糖に変わる前のデンプンの含有量で
今後上がるであろう糖度の値を予測します。

追熟とは
追熟とは果実を樹上(じゅじょう)で完熟させずに、未熟の状態で収穫し、流通の過程で完熟させる事です。
キウイフルーツは樹上熟成(じゅじょうじゅくせい)は行いません。
未熟の状態で収穫し、光センサーを通して各規格に選果したあと、追熟庫にてエチレンガスを入れ追熟させます。 
なんとなく樹の上で完熟させた方が美味しいような気がしますが、キウイの場合はエチレンを入れての
追熟の方が、まんべんなく完熟させられるのです。

エチレンとは
エチレンとは植物の成熟促進ホルモンです。また老化も促進します。
果物にはエチレンの感受性の高い果物と、エチレンの発生量の多い果物があります。
たとえば、リンゴは発生量が多い為、感受性の高いキウイと一緒に袋にいれるとキウイの追熟のスピードが上がります。
また、エチレンにはエチレンガスとエチレンシートがあり シートにはエチレンを放出するシートとエチレンを収着するシートの2種類があり、農家が収穫したキウイを冷蔵庫に保管する場合は、エチレン収着シートをキウイに挟んで保管します。

キウイフルーツの食べごろ
キウイフルーツを購入する時、店頭ではほとんどガチガチの状態で並んでいるので、
買ってすぐに食べるよりも、常温である程度柔らかくなるまで待って食べたほうがおいしく食べられます。
食べ頃は耳たぶくらいの柔らかさでしょうか?
ビタミンCの豊富なキウイフルーツは風邪の予防に最適です。

最後まで読んで頂き有難うございました。
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by ky0317yk | 2006-12-01 20:56